先輩の声

VOICE

志賀 雅己

自分に自信がついた時、「この職場で本当に良かった」と思いました。

准看護師
志賀 雅己SHIGA MASAMI

平成元年入職

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介護職員から看護師へのジョブスイッチ、その当時のことを教えてください。
私は、介護職員として大久保病院に入職しましたので、入職当時、准看護学校へ通いながら、介護の仕事に励んでいました。当時の病院にはエレベーターもなく、階段を下りることが出来ない患者さんも多かった為、階段を下りては、患者さんの入浴補助をして、服を着せて、また階段を上がるを繰り返していました。そして介助をすることの大変さ、動力が必要だと痛感させられました。そして私は、無事資格を取得し、病棟で看護業務を行いました。その時代、さらには田舎の事でしたから、男性看護師が患者さんの体を拭くなど受け入れられないこともありました。外来での診療介助、リハビリ助手、手術室勤務に変わり日々忙しくしていました、病院も増築され、外来患者数病床数もどんどんと増えて、それに合わせて職員も増えていき、色々な年代の仲間が増えたことが、嬉しかったです。
外来やリハビリ、手術室と、大変な仕事でしたが、日々みなさんにご指導いただいき、そのうち仕事がとても楽しくなり、自分に自信がつき、「この職場で本当に良かった」と思えるようになりました。
息子さんも同じ職場ですが、どうですか??
職場内で自分の家族のこと、一面など色んな話が聞けることは、良い意味で貴重だと思います。親としては、子供が遠方で働くとか、一人暮らしでの生活などを考えると心配だろうと思いますが。その点、同じ職場で距離がありませんから、心配事が少なく安心しています。
たまには、私が「親」としてではなく、「職場の先輩」として、アドバイスできたり、話ができたりすることも、楽しいです。
長い時間ずっと大久保病院で働く理由は、何でしょうか?
昔は私も、破天荒な事をしたこともありました。そんな中も、共に働くスタッフの仲間は、私に「厳しさ」や「優しさ」をくれました。そして私自身を引き上げてくれ、広く包み込んでくれ、見えない愛情がありました。お互いに助け合う仲間が多くいること、これは何者にも変えがたい宝です。そして大久保病院は、田舎ではありますが、最新診療治療に取り組んでいる所も良いと思います。
「手を差し伸べる心」をこれからも持ちながら、私は地域の皆さんから育ててもらった恩を、しっかりと返していくつもりです。
介護と医療、共通する大切なことは何でしょうか?
「思いやり」と「優しさ」です。
未来の後輩へメッセージをお願いします。
何かに躓いた時には、仲間や上司に聞けばいいのです。当院には協力してくれる先輩ばかりです。
技術を取得するのに外に出てもいいでしょう、そして職場を変えるのも構わないでしょう。
常に原点を忘れずに、邁進していくことが大切だと思います。

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